防犯カメラを設置するときに、意外と悩むのが「電源をどう取るか」。屋外への電源延長、新規コンセントの設置、PoE給電——選択肢はあっても「どれが自分の現場に合うか分からない」というご相談が多くあります。
この記事では、福岡市で電気工事士による自社施工を行う家物語グループ福岡が、防犯カメラの電源確保の3パターンを徹底比較します。
防犯カメラの電源確保|3つの方法
方法1|屋外コンセントから給電
もっとも基本的な方法。既存の屋外コンセントが近くにある場合、そこから直接給電します。ない場合は新設の電気工事が必要です。
- メリット:構成がシンプル、既存コンセントを活用できれば低コスト
- デメリット:新設の場合は電気工事士の資格が必要、配線が露出することも
方法2|室内電源を屋外まで延長
室内のコンセントから、壁を貫通して屋外まで配線を延長する方法。新たな屋外コンセント新設が不要でコストを抑えられます。
- メリット:屋外コンセント新設不要、低コスト
- デメリット:壁貫通工事が必要、配線処理の見栄え
方法3|PoE給電(LANケーブル1本で電源とデータ)
PoE(Power over Ethernet)対応の機種なら、LANケーブル1本で電源とデータを送れます。複数台設置や長距離配線で効果的です。
- メリット:配線がスッキリ、長距離(100m)対応、複数台に向く
- デメリット:PoE対応の録画機(NVR/PoEスイッチ)が必要、初期投資が増える
3パターンの比較表
| 方法 | 初期コスト | 配線本数 | 距離限界 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| 屋外コンセント | 低(既存活用時) | 電源1本 | 10m程度 | 1〜2台の単独設置 |
| 室内電源延長 | 中 | 電源1本 | 5〜10m | カメラと録画機が近い場合 |
| PoE給電 | 高(初期) | LAN1本 | 100m | 複数台・長距離・本格運用 |
電気工事士の資格について
電源工事には、作業内容によって電気工事士の資格が必要になります。
資格不要の作業
- 既存コンセントへの差し込み
- 機器同士のLANケーブル接続
- 本体の取り付け(一般的な金具による)
資格必要の作業
- 新規コンセントの新設
- 配線の分岐工事
- 壁内・天井裏の電気配線
- 分電盤からの新規回路追加
無資格者による電気工事は電気工事士法違反になり、漏電・火災のリスクも伴います。DIYと業者依頼の比較解説でも詳しく触れています。家物語グループ福岡は電気工事士による自社施工で、安全な工事をお約束します。
PoE給電のメリットを深掘り
1. 配線本数を半減
従来は「電源ケーブル+映像ケーブル」の2本が必要だったのが、LANケーブル1本で完結。配線スペースを大幅に削減できます。
2. 長距離(100mまで)対応
LANケーブル(CAT5e以上)で最大100mまで給電可能。広い敷地、複数フロアの構成で威力を発揮します。
3. 配線の見た目がきれい
1本の細いLANケーブルだけなので、配線処理がきれいに収まります。新築・リフォーム時には特におすすめ。新築の防犯カメラ解説でも触れています。
4. 設置場所の自由度
電源コンセントが近くにない場所でも設置可能。屋上・敷地隅・天井裏など、柔軟な設置が実現します。
PoE給電のデメリットと注意点
1. PoE対応機器が必須
カメラだけでなく、録画機(NVR)もPoE対応である必要があります。非対応機種には別途PoEスイッチが必要になり、追加コストがかかります。
2. 給電損失(配線距離の影響)
長距離になるほど、ケーブル内で電力ロスが発生。100m近くになると、給電能力が不足するケースもあります。
3. ケーブルの品質が重要
安価なLANケーブルだと、通信不良・給電不足のリスク。CAT5e以上、できればCAT6の品質を選びましょう。
4. 停電時の挙動
建物全体の停電時には、当然カメラも止まります。無停電電源装置(UPS)と組み合わせれば、短時間の停電なら継続稼働可能です。
配線距離と給電損失の目安
PoE給電では、配線距離によって給電損失が発生します。
| 配線距離 | 給電損失(目安) | 推奨 |
|---|---|---|
| 〜30m | ほぼなし | 問題なし |
| 30〜70m | 5〜15% | 標準的な運用 |
| 70〜100m | 15〜30% | 給電余裕のある機種選定が必要 |
| 100m超 | − | 中継器(リピータ)必要 |
用途別のおすすめ電源方式
戸建ての玄関+駐車場(2台)
屋外コンセント+電源延長の組み合わせが定番。家物語グループ福岡の東区戸建て事例でも採用しています。
店舗・マンション共用部(4〜6台)
PoE給電がおすすめ。配線がスッキリし、店内・共用部の見栄えを損ないません。
事務所・倉庫(8台以上)
PoE給電一択。長距離配線・複数台の構成では、配線本数の節約効果が大きい。事務所向け解説もご覧ください。
駐車場・広い敷地
PoE給電+中継器の組み合わせ。100mを超える長距離も対応可能。駐車場向け解説も参考に。
電源工事をプロに任せるメリット
1. 安全性の確保
電気工事士の資格者が施工するため、漏電・火災リスクを最小化。
2. 防水処理の確実性
屋外配線・壁貫通部の防水処理は、プロの技術が求められる工程。雨漏れ・浸水を防ぎます。
3. 配線の美観
住宅・店舗の見た目を損なわない、洗練された配線処理。
4. 工事保証
家物語グループ福岡では、施工に起因する不具合に対する1ヶ月の工事保証付き。詳しくは選ばれる理由ページもご覧ください。
結論:「電源確保が安全と性能を左右する」
防犯カメラの電源確保は、見えない部分ながら安全性・性能・見た目・将来の拡張性を大きく左右する重要なポイントです。用途と現場条件に合わせた最適な方法を選びましょう。
家物語グループ福岡は電気工事士による自社施工で、電源確保からカメラの取り付けまで一貫対応します。お問い合わせページまたは下記LINEから、お気軽にご相談ください。
防犯カメラのご相談はLINEからお気軽に
記事をお読みいただきありがとうございます。「うちの場合はどうしたらいい?」「ざっくりした予算感だけ知りたい」など、LINEのトーク感覚で気軽にご相談いただけます。現場の写真を送っていただければ、より具体的なご案内も可能です。
福岡市内の現地調査・お見積りは無料。しつこい営業電話もいたしませんので、まずはお気軽にメッセージください。
お電話でのご相談:080-2524-3057(受付9:00〜20:00)
運営:家物語グループ福岡(VRPRESS株式会社)/福岡市東区アイランドシティ

