防犯カメラは24時間365日動き続ける機器です。「電気代がかなりかかるのでは?」と心配される方も多いのですが、一般的な家庭用の構成なら、電気代は月数百円〜1,000円前後が目安です。

この記事では、福岡市で防犯カメラの設置・工事を行う家物語グループ福岡が、台数別の電気代の試算と、電気代以外にかかるランニングコストをまとめて解説します。

電気代の計算方法

電気代は、次の式で計算できます。

消費電力(W)× 使用時間(h)÷ 1,000 × 電力量単価(円/kWh)

この記事では、家電製品の電気代の表示で使われる目安単価31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会)で計算しています。実際の単価は、電力会社や料金プランによって異なります。

機器ごとの消費電力の目安

機器 消費電力の目安
防犯カメラ(1台) 3〜8W程度(夜間に赤外線ライトが点灯するとやや増える)
録画機(4ch・ハードディスク1台) 10〜20W程度
録画機(8〜16ch・ハードディスク複数) 20〜40W程度

※機種や設定によって異なります。

台数別|電気代の試算

カメラ1台6W、録画機15W(8台構成は25W)、1ヶ月30日・24時間稼働として試算しました。

構成 合計消費電力 1ヶ月の電気代 1年の電気代
カメラ1台+録画機 21W 約470円 約5,600円
カメラ2台+録画機 27W 約600円 約7,200円
カメラ4台+録画機 39W 約870円 約10,400円
カメラ8台+録画機 73W 約1,630円 約19,600円

たとえば戸建てで人気の玄関+駐車場の2台構成なら、電気代は月600円前後が目安です。バッテリー式の小型カメラなら、充電にかかる電気代はごくわずかです。

自宅の電気代をもっと正確に知るには

  • 機器の仕様書を確認する:カメラ・録画機それぞれの「消費電力」を見る
  • 電力計(ワットチェッカー)で測る:コンセントに差して、実際の消費電力を測れる
  • 電気料金の明細で単価を確認する:契約しているプランの単価で計算し直す

電気代以外のランニングコスト

実は、長い目で見ると電気代よりも影響が大きい費用があります。

費用 目安 備考
クラウド録画 月額数百円〜/台 サービスによる(→「クラウド保存の防犯カメラ」)
モバイル通信(SIM) 月額数百円〜数千円 ネット回線がない場所で使う場合
ハードディスク交換 3〜5年ごと 容量によって数千円〜数万円+作業費
点検・メンテナンス 必要に応じて 屋外は半年に1回の点検がおすすめ(→「メンテナンス」)

年間のトータルコストの考え方

構成 電気代(年) 月額サービス そのほか
2台・ローカル録画 約7,200円 0円 数年に一度のハードディスク交換
2台・クラウド併用 約7,200円 クラウド月額×2台×12ヶ月 数年に一度のハードディスク交換
2台・モバイル回線で遠隔確認 約7,200円 通信費×12ヶ月 回線の契約内容による

このように、電気代はどの構成でも大きくは変わらず、差がつくのは月額サービスの有無です。

ランニングコストを抑える4つのコツ

1. 月額費用のかからないローカル録画を基本に

録画機に保存するローカル録画なら、月々のサービス料金はかかりません。クラウドは、重要な映像のバックアップにだけ使う方法もあります。

2. 必要な台数に絞る

台数が増えれば、電気代もハードディスクの容量も増えます。死角と目的を整理して、ちょうどいい台数にしましょう。

3. 録画設定を工夫する

動きを検知した時だけ録画する設定にすると、ハードディスクの容量を節約でき、長く録画できます。電気代そのものの差は小さめです(→「録画期間の目安」)。

4. 長く使える機種を選ぶ

安い機種がすぐ壊れると、交換費用が重なります。保証やサポートが続くメーカーを選ぶことが、結果的にコストを抑えます。

初期費用とあわせて考える

防犯カメラの費用は、初期費用+ランニングコストで考えるのがおすすめです。初期費用の相場は「福岡で防犯カメラを設置する費用相場」、当社の料金は料金・プランをご覧ください。家物語グループ福岡は機器代・工事費コミコミ、追加請求なしの明朗会計です。

電源の確保もあわせてご相談ください

電源のない場所に設置したい場合は、屋外コンセントの新設やPoE給電などの方法があります(→「防犯カメラの電源確保」)。家物語グループ福岡は、電気工事士による自社施工で対応します。

電気代でよくあるご質問

Q. 夜に赤外線ライトがつくと、電気代は増えますか?

A. 消費電力はやや増えますが、1台あたり数W程度の差で、月の電気代への影響はわずかです。

Q. 節約のために、使わない時間はカメラの電源を切ってもいいですか?

A. おすすめしません。防犯カメラは「いざという時」に録画されていないと意味がない機器です。月数百円の電気代は、安心のための費用と考えましょう。

Q. PoE給電にすると電気代は変わりますか?

A. 電気の送り方が変わるだけで、カメラが使う電力は大きく変わりません。PoEスイッチを使う場合は、その分がわずかに加わる程度です。

まとめ:電気代は「月数百円〜」、本当に見るべきは月額費用

防犯カメラの電気代は、家庭用の構成なら月数百円〜1,000円前後が目安です。長く使うなら、クラウドや通信などの月額費用とハードディスクの交換まで含めて考えると、失敗のない選び方ができます。

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